肺炎の起因菌
定型肺炎の起因菌
①肺炎球菌
②インフルエンザ菌
③クレブシエラ菌
非定型肺炎の起因菌
①マイコプラズマ
②レジオネラ
③クラミジア
肺炎の治療
外来または入院治療の選択
軽症の場合は外来治療を選択する。
重症の場合は入院治療を選択する
軽症の基準は以下をほとんど満たさないものであり、以下を2つ以上満たしていれば重症の可能性があり入院を考慮する。
成人肺炎診療ガイドラインでは①〜⑤(A-DROP)を3つ以上満たす場合は重症として入院管理を勧めている。
①年齢>70歳
②脱水あり(BUN>21)
③SpO2<90%
④意識障害あり
⑤血圧低下あり(SBP<90)
⑥体温>37.5℃
⑦脈拍>100/分
⑧呼吸数>20/分
⑨胸部レントゲン陰影>片肺1/3
肺炎の外来治療
①非定型肺炎疑い+若年者+基礎疾患なし→マクロライドまたはテトラサイクリン
クラリシッド(200) 2T 分2 5日間
ジスロマック(250) 2T 分1 3日間
ミノマイシン(50) 4T 分2 5日間
②細菌性肺炎疑い+若年者+基礎疾患なし→βラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン
ユナシン(375) 3T 分3 5日間
オーグメンチン(250) 3T 分3 5日間
③細菌性肺炎疑い+高齢者+基礎疾患あり→①と②の併用
ユナシン(375) 3T 分3 5日間
クラリシッド(200) 2T 分2 5日間
④細菌性肺炎+慢性呼吸器疾患、非定型肺炎+高齢者+基礎疾患あり→レスピラトリーキノロン
クラビット(500) 1T 分1 5日間
ジェニナック(200) 2T 分1 5日間
アベロックス(400) 1T 分1 5日間
グレースビット(50) 2T 分1 5日間
肺炎の入院治療
①抗緑膿作用のある抗生剤 ゾシン PIPC/TAZ 4.5g 3~4回
最強、量多い、緑膿菌に有効(VAP,HAPでも使う)
②βラクタマーゼ陽性ペニシリン ユナシン ABPC/SBT 1.5g 3~4回
嫌気性菌に有効、誤嚥性肺炎に使用
③第3世代セフェム ロセフィン CTRX 1g 1~2回
1日1回外来でも可能、ペニシリンではないのでペニシリン系に一切効かないBLNAR(インフルエンザ菌=大酒家、肺に基礎疾患を持つ人に感染力強い)に使う
④カルバペネム メロペン MEPM 0.5g 3回
⑤バンコマイシン VCM
MRSA
⑥ミノマイシン MINO 100g 2回
非定型肺炎
⑦クリンダマイシン CLDM
嫌気性菌
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