気管支喘息発作時の治療はまずβ刺激薬の吸入を行う。中発作以上あるいは吸入しても改善しない場合は、ステロイド投与を併用する。
●気管支拡張剤(β刺激薬)の吸入
吸入を30分ごとに繰り返す。
・ベネトリン(メプチン)0.5ml+生食(インタール)2ml 吸入 30分毎
・小児(年齢関係なく)ではベネトリン(メプチン)0.3ml+生食(インタール)2ml 吸入 30分毎
●酸素投与
SpO2<93%では酸素投与を行う。
●ステロイド剤投与
・サクシゾン、ソルコーテフ(短)(ヒドロコルチゾン) 5-7mg/kg(250mg) 1.5時間~12時間
・プレドニン(中)(プレドニゾロン) 0.5-1.5mg/kg(50mg) 2-36時間 分2-3 Tab1,5
・ソルメドロール(長)(メチルプレドニゾロン) 1mg/kg(40mg) 3.5-36時間
・リンデロン(ベタメタゾン)、デカドロン(デキサメタゾン)(0.1%)(超長) 0.05-0.2mg/kg(Syn0.01% 0.1mg/ml 0.5-2ml/kg)(4mg) 3-54時間 分1-2 Tab0.5
・セレスタミン(ポララミン2mg+リンデロン0.25mg) 0.05-0.2mg/kg(10T)
※サクシゾン、ソルコーテフは即効性あり、ショック時に使う。塩類蓄積作用あるため長期には使わない。
※経口ではプレドニゾロン0.5~1mg/kg分3またはリンデロン(デカドロン)0.5ml(0.05mg)/kg/日分2投与する。
※コハク酸アレルギーのときはリンデロンを使う。
※ソルコーテフ5:プレドニン1.5:ソルメドロール1:リンデロン0.15
●テオフィリン製剤投与
・テオドール 6m-1y6m 5-8mg/kg/回 幼児 10-12mg/kg/回 学童 15mg/kg/回 成人 10mg/kg/回 1日2回 0.04g/kg/回(8mg/kg/日) 1日2回 Syr20mg/ml Ds Tab50,100,200 分2
・ネオフィリン(one shot) 4-5 mg/kgを5%Gru/生食20mlに溶解 10-15分かけて静注
(維持輸液)250 mg/10ml 0.8-1.0 mg/kg/hr
●ボスミン筋注
重症例ではボスミン0.3ml筋注する。
30分毎に繰り返す。脈拍130/分以下に保つ。
●点滴の具体例
1)
ソル・コーテフ(サクシゾン) 300mg
ネオフィリン 250mg
ソリタT3 200ml
1hr以上かけてdiv
1)
ネオフィリン 250mg
ソリタT3 1000ml
12hrかけてdiv
1)
ソル・コーテフ(サクシゾン) 100~200mg もしくは ソル・メドロール 40~125mg
生食(または5%ブドウ糖) 50ml
30min以上かけてdiv、4hr毎に繰り返す

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