
てんかんの種類を4つに分けて考えると分かりやすい。全般性か焦点性か、年齢依存性か年齢非依存性かで考える。
●年齢依存性焦点性てんかん
・ローランドてんかん(BECTS):幼児期~学童期、睡眠中に顔面・口腔の一側性の運動発作・発語停止・構音障害、強直間代発作、中心部・側頭部の棘波
・パナイオトプーロス症候群:幼児期、嘔吐、後頭部に棘波
・治療:経過観察、必要あればCBZ
・寛解率:10割
●年齢非依存性焦点性てんかん
・前頭葉てんかん:しかめ面、突然起こる激しい運動、脳波は前頭部に棘波
・側頭葉てんかん:凝視・動作停止、口部自動症、朦朧状態、脳波は側頭部に棘波
・ジャクソン発作関連てんかん:一側性の身体の一部からマーチするぴくつき・異常感覚
・後頭葉てんかん:視覚発作、後頭葉棘波
・治療:CBZ、CBZ+α
・寛解率:5割
●特発性全般てんかん
・West症候群:乳児期発症、短時間の躯幹の屈曲、シリーズ形成、脳波はヒプスアリスミア
・レノックス症候群:幼児期発症、強直発作+非定型欠神発作、脳波は遅棘徐波、棘波群発
・小児欠神てんかん:3~12歳に発症(6~7歳にピーク)、数秒の意識消失発作、脳波は3Hz 棘徐波
・ヤンツ症候群(若年ミオクロニーてんかん):思春期発症、覚醒時の両上肢のミオクロニー発作、多棘徐波
・治療:VPA
・寛解率:8割
●てんかん性脳症
・レノックス症候群:幼児期発症、強直発作+非定型欠神発作、脳波は遅棘徐波、棘波群発
・治療:VPA、VPA+α
・寛解率:2割

