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鶏眼(けいがん、ウオノメ)、胼胝(べんち、タコ)、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい、イボ)はどれも足底や手指にでき、鑑別を要する。特定の治療法はなく難治性であることが多く、切除や液体窒素療法を繰り返す必要がある。
★鶏眼(魚の目、ウオノメ)
●概念・症状
歩行などの機械的刺激により足底などの角質が増殖し、真皮に角質の芯が入り込み、痛みを生じる。中心の芯が魚の目のように見えることからウオノメと呼ばれる。
●治療
スピール膏塗布し、1週間後に中心部の芯を切除する。2週間ごとに繰り返す。
液体窒素による冷凍凝固療法を行う。1週間ごとに繰り返す。
電気焼灼法を行う。
★胼胝(タコ)
●概念・症状
歩行や圧迫などの機械的刺激により足底や手指などの角質が増殖する。皮膚が厚く硬くなり、黄色に変化する。痛みはあまり感じない。タコとも呼ばれる。
●治療
スピール膏塗布し、1週間後に切除する。
角質軟化剤や保湿剤を塗布する。
★尋常性疣贅(イボ)
●概念・症状
ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)が手指や足底に感染することにより丘疹が発生する。硬く隆起しており、表面はざらついて出血している。痛みはない。小児に多い。
●治療
液体窒素による凍結凝固療法を行う。1週間ごとに繰り返す。
ヨクイニンを内服する。
