結膜下出血は症状はほとんどなく、自然治癒する。充血では細い血管が結膜部分に見えるが、結膜下出血では血管が破れてしまっており、血管は見えず血がにじんでいる。
●結膜下出血
・症状
結膜下の小さい血管が破れ出血したもの。
白目部分が赤くなる。赤くなる範囲は、出血した場所と量によって様々である。
症状はほとんどなく、多少目がゴロゴロする程度。痛みはない。
結膜下出血が原因で視力が低下したり視野が狭くなることはない。もしもそのようなことが起こった場合は、別に原因が存在する。
・鑑別
充血:細い血管が拡張した状態であり、白目部分に血管が見える。
出血:血管が破れて血液が出ている状態であり、血管が見えなくなっている。
・原因
結膜下出血の原因は、外傷、結膜炎、動脈硬化、高血圧、糖尿病(高血糖による合併症)、白血病(止血を行いにくくなるため)、ドライアイ、結膜弛緩症、圧力によるもの、寝不足や飲酒などの体調不良によるものなど様々である。
・治療
出血は1~2週間で自然に吸収されるが、強いものでは2~3ヶ月かかる。
出血は自然に吸収されるため、特に治療を必要としない。
眼外傷をうけた場合、痛みやかゆみ、目やにを伴う場合、ひんぱんに繰り返す場合、熱を伴う場合は眼科を受診する必要がある。
蒸しタオルで温めて周りの血流をよくすると、出血の吸収が早くなる。
異物感がある場合は目薬を投与する。
出血の症状が止まらないときは、止血のために結膜下注射をおこなうこともある。
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