●水痘
・バルトレックス(500) 6T 分3 5~7日間
・バルトレックス 75mg/kg/d 分3 5日間 小児
・ゾビラックス(400) 10T 分5 5~7日間
・ゾビラックス 80mg/kg/d 分4 5日間 小児
・ゾビラックスDIV 250mg/回 3回 7日間
・ゾビラックスDIV 5mg/kg/回 3回 7日間
・ビクロックスシロップ 80mg/kg/d(1ml/kg/d) 分4 5日間
・アラセナA軟膏
・カチリ軟膏(掻痒軽減)
●帯状疱疹
・バルトレックス(500) 6T 分3 7日間
・バルトレックス 75mg/kg/d 分3 5日間 小児
・ゾビラックス(400) 10T 分5 7日間
・ゾビラックス 80mg/kg/d 分4 5日間 小児
・ゾビラックスDIV 250mg/回 3回 7日間(腎機能障害の程度に応じて1日1,2回に減らす)
・ゾビラックスDIV 5mg/kg/回 3回 7日間
・ファムビル(250) 6T 分3 7日間
疼痛強い場合はプレドニン(5) 6T 分3を併用する。
発症72時間以内の抗ウイルス薬投与は皮膚症状・疼痛の早期改善につながる。
●帯状疱疹後神経痛(PHN)
・リリカ(75) 2Cap 分2 徐々に増量し1日4-8Capとする
●水痘予防
(接触7日目あるいは発症予定日の2,3日前から内服。接触3日以内に予防接種受けられない場合。)
・バルトレックス 30mg/kg/d 分4 7日間
・ゾビラックス 20~40mg/kg/d 分4 7日間
●単純疱疹
・バルトレックス(500) 2T 分2 5日間(初発性器ヘルペスは10日間)
・バルトレックス 25mg/kg/d 分2 5日間
・ゾビラックス(200) 5T 分5 5日間
・ゾビラックス 80mg/kg/d 分4 5日間 小児
・ビクロックスシロップ 80mg/kg/d(1ml/kg/d) 分4 5日間
●単純疱疹予防(発症予定日の2,3日前から内服。移植前1週間から移植後1週間内服。)
・バルトレックス(500) 1T 分1
・バルトレックス(500) 1/2T 分2
・バルトレックス(500) 2T 分1
・バルトレックス(500) 2T 分2 易感染性
・ゾビラックス(200) 5T 分5
・ゾビラックス 80mg/kg/d 分4 5日間
・ビクロックスシロップ 80mg/kg/d(1ml/kg/d) 分4 5日間
・ベガモックス点眼薬、ゾビラックス軟膏
●ラムゼイハント症候群、ベル麻痺
顔面神経麻痺(-)
・バルトレックス(500) 6T 分3 7日間
・バルトレックス 75mg/kg/d 分3 5日間 小児
・ゾビラックス(400) 10T 分5 7日間
・ゾビラックス 80mg/kg/d 分4 5日間 小児
顔面神経麻痺(+)
・ゾビラックスDIV 250mg/回 3回 7日間
・ゾビラックスDIV 5mg/kg/回 3回 7日間
・ゾビラックスDIV 10mg/kg/回 3回 3日間
・プレドニゾロンDIV 1mg/kg/d
・プレドニゾロン(5) 6~12T 分2~3
1~2週間で減量
・メチコバール(500) 3T 分3
・ガスターD(20) 1T 分1
ステロイド、アシクロビル、メチコバールそれぞれにエビデンスあり、できれば全部併用する。
発症7~10日目頃に可能なら誘発筋電図の検査を行い、顔面神経麻痺の予後判定をする。予後が悪そうであれば、少なくとも1カ月以内に顔面神経減圧術をする。3カ月以上だと手術の効果はあまり期待できない。ハント症候群は予後が悪く、早期に手術を受けたからといって必ずしも治るとは限らない。
発症後3ヶ月以上疼痛続く場合は帯状疱疹後神経痛であり、鎮痛剤投与、神経ブロックなどを考慮する。後遺症には眼瞼と口が一緒に動くような病的共同運動や顔面のけいれん、顔面筋の拘縮などがあり、症状を最小限にするためには顔のマッサージやストレッチなどのリハビリが必要となる。
ベル麻痺、ラムゼイハント症候群は初期は見分けがつかないため、ラムゼイハント症候群と考えてアシクロビルも投与する。
治療の開始が3日以内であれば,治癒率は75%であるが8日以降に開始した場合は自然経過と差がないとされている。
抗HSV-IgG、抗HSV-IgM
抗VZV-IgG、抗VZV-IgM
●顔面神経麻痺
・ベル麻痺
顔面神経麻痺の70%を占める。単純性ヘルペスウイルスの再活性化による。原因としては疲労やストレス、感冒、急な寒さ、妊娠などがあるが、原因がはっきりしないことも多く、特発性麻痺とも呼ばれる。ベル麻痺全体の80~90%程度は1年以内にほとんど後遺症を残さずに治りるが、残りの10数%に異常共同運動を伴う不完全麻痺が残り、数%に完全麻痺が残る。初めの麻痺症状が重篤な場合は治療を行っても麻痺の残る確率は高くなる。高齢者や糖尿病患者では予後不良。
・ラムゼイ・ハント症候群(ハント症候群)
顔面神経麻痺の10%を占める。水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化による。耳周辺の発赤と小水痘、咽頭痛などの感冒症状、耳鳴りなどの症状がある。発症後の治療開始が遅くなるほど、顔面神経麻痺の後遺症が残る確率が高くなる。また、ハント症候群の方がベル麻痺よりも麻痺の後遺症の割合が高くなる。
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