Dr. 虹

足底筋膜炎(足底腱膜炎)

足底筋膜炎は長時間の運動や立ち仕事によって起こり、歩行開始の疼痛という特徴的な症状を呈する。治療はNSAIDsの投薬やストレッチなどになるが、治癒するまで数か月かかる。 ●概念と原因 足底筋膜(足底腱膜)はかかとの骨(踵骨)から足底全体に膜...

脊柱側弯症

(脊柱)側弯症は早期の診断が重要であり、適切な時期に適切な治療を選択する必要がある。思春期に多いため、学校検診では必ずチェックする。Cobb角が25°以上で装具療法、45°以上で手術療法を行う。 ●概念 立位正面レントゲン写真で推体と推体と...

鶏眼(ウオノメ)、胼胝(タコ)、尋常性疣贅(イボ)の鑑別・治療

鶏眼(けいがん、ウオノメ)、胼胝(べんち、タコ)、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい、イボ)はどれも足底や手指にでき、鑑別を要する。特定の治療法はなく難治性であることが多く、切除や液体窒素療法を繰り返す必要がある。 ★鶏眼(魚の目、ウオノメ...

抗てんかん薬

抗てんかん薬についてのまとめ。抗てんかん薬は種類が多いため初めは戸惑うが、デパケン、テグレトール、フェノバール、フェニトイン、、、とそれぞれの特徴を一つずつ覚えていけばよい。最近はイーケプラなどの新しい薬が出てきている。 ●抗てんかん薬の使...

てんかん各論

良性乳児けいれん、BECTS、小児欠神てんかん、若年性ミオクロニーてんかんは頻度が多い。ウェスト症候群、レノックス・ガストー症候群はレアだが、特徴的なけいれん発作を起こす。 ●West症候群 乳児期発症(3~7ヶ月がピーク) 短時間の躯幹の...

てんかんの種類

てんかんの種類を4つに分けて考えると分かりやすい。全般性か焦点性か、年齢依存性か年齢非依存性かで考える。 ●年齢依存性焦点性てんかん ・ローランドてんかん(BECTS):幼児期~学童期、睡眠中に顔面・口腔の一側性の運動発作・発語停止・構音障...

挿管の手順(大人から小児まで)

挿管手技はコツさえつかめば簡単だが、肥満体型や小児では難しいことがある。小児の場合チューブのサイズや固定の位置が分からなくて緊急の際に焦ることがあり、サイズ・固定表を確認するのが良い。食道挿管のミスは多く、確実に気道に挿管されていることを確...

動揺病(乗り物酔い)

乗り物酔いは5~12歳がピークと言われるが、かなり個体差がある。三半規管の能力の差と考えられ、平衡感覚を鍛えることで克服できる。また、抗ヒスタミン薬や制吐剤などの薬物療法は効果を期待できる。 ●概念 車や船などの乗り物に乗ることで生じるめま...

漢方薬~分類別

●瀉心湯類(しゃしんとうるい) 黄芩(おうごん)と黄連(おうれん)を主薬とする処方群である。胸やみぞおちのつかえがある人(心下痞硬)を目標としている。胃腸機能の低下、胸やけ、食欲不振、嘔気などに用いられる。 ・半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう...

漢方薬~症状別マイナー編

使うことの多い漢方薬を厳選して症状別にまとめた。一つの症状になるべく一つの漢方薬を当てはめている。 ★耳鼻科 ●嗄声 ・半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう):16番 何かにひっかかかっているような咳、喉から胸に何かがつかえているような感、喉頭つ...