Dr. 虹

髄膜炎

●髄液 新生児:細胞数0-15、糖30-70、蛋白45-120、圧70-180 小児:細胞数0-5、糖40-90、蛋白10-20、圧70-180 ●起因菌 4ヶ月未満:GBS(50%)、大腸菌(20%)、Hib(20%)、クレブシエラ(10...

潜在性菌血症、生後3ヶ月未満の発熱

★潜在性菌血症(occult bacteremia) ●概念 3ヶ月~3歳の乳幼児で39度以上発熱あるが全身状態悪くなく、フォーカス不明の場合、3-10%が菌血症であり、髄膜炎や肺炎などの重症になることがある。 3ヶ月未満は菌血症を発症する...

急性腸炎

●問診 便の性状(色、水様、黒色、血便、粘液) 便の回数 食事・水分摂取量 嘔気・嘔吐 腹痛の性状(場所、強さ、変化) 排尿 体重 周囲の流行 ●症状 嘔吐が先行し1~3日続き、その後下痢が1~2週間続く。 ●検査 便ロタ、ノロ、アデノ 便...

急性中耳炎

●概念 急性に発症した中耳の感染症で、耳痛・発熱・耳漏を伴うことがある。 原因はウイルス性と細菌性があり、細菌性の多くはインフルエンザ桿菌、肺炎球菌、モラクセラ・カタラーリスが占める。 急性中耳炎は高頻度に小児が罹患する代表的な上気道炎で、...

感冒、急性気管支炎、急性喉頭蓋炎、頸部リンパ節炎、伝染性単核球症

★感冒、急性咽頭炎、急性気管支炎、急性肺炎 ●問診 発熱持続の期間、熱型、咳嗽、喀痰、鼻汁、咽頭痛、喘鳴、発疹、頭痛、関節痛、嘔吐、下痢、食事摂取量、睡眠、尿量・色、既往歴、周囲の流行状況 ●診察 大泉門、皮疹、BCG痕、皮膚Turgor、...

気管支喘息発作時

●重症度 小発作:会話可、軽度の喘鳴・陥没呼吸、エア入り低下、SpO2>96% 中発作:返事可、明らかな喘鳴・陥没呼吸、多呼吸、SpO2 92~95% 大発作:返事不能、著明な喘鳴・陥没呼吸、チアノーゼ、呼吸困難、呼吸音減弱、呼気延長、鼻翼...

持続皮下注射

●対象 点滴がとれない末期がん患者や高齢者、点滴を抜いてしまう認知症患者 ●利点 ルート確保、管理が容易 出血や感染のリスクが少ない ●欠点 急速輸液ができない 注射部位の浮腫や疼痛が生じることがある 投与可能な薬剤が限られる ●方法 腹部...

クループ

★クループ症候群 ●概念 感染・アレルギー反応による喉頭およびその周辺の炎症性浮腫・攣縮によって引き起こされる気道狭窄により、吸気性喘鳴・犬吠様咳嗽 ・嗄声を呈する疾患群。 ●鑑別診断 急性喉頭気管炎 痙性クループ 急性喉頭蓋炎 喉頭ジフテ...

水痘(水ぼうそう)

●概念 潜伏期は10~21日(平均14日)。発疹出現1~2日前から発疹出現後4~5日後まで感染力あり。 空気感染と飛沫感染が中心で感染力が非常に強い。 ●症状 発疹は丘疹→水疱→痂皮化と変化し、頭皮→体幹→四肢に広がる。 軽い発熱・倦怠感の...

流行性耳下腺炎(おたふく)(ムンプス)

●症状 2~3週間の潜伏期(平均18 日前後)を経て、唾液腺の脹・圧痛、嚥下痛、発熱を主症状として発症し、通常1 ~2週間で軽快する。 75%が両側性だが、25%は片側性。耳介下部~顎下にかけて腫脹する。腫脹は3日目にピークとなり10日間近...